【ラオス】ビエンチャンで知り合った男の子
滞在先のホテルから歩いて5分のところに薬草サウナがありました。
【ハーバルスチームサウナ】
ガイドブックやネットでも情報は出回っているサウナですが、もともとはローカルサウナです。
目印は路地入口にあるインド料理屋さん。
道を挟んだ向かい側にもインド料理屋さんがありました。
昼の14時過ぎに行ったんですが、男性客が2~3人だけ。
普段あまりサウナに興味がない私も旅先では別の話。
ハーブの香りが充満した激熱のサウナを3時間ほど堪能しました。
タオルは持参しないと購入する事になりますので気をつけてくださいね。
料金は20,000kip(ベトナム同様、なんでこんなに0が多いんだ・・・)
夕方にはまたメコン川沿いの土手で地元民達と肩を並べて夕涼み。
雨季のこの時期は期待していた夕陽も雲の隙間から覗くだけ。
それでも日本で見る夕陽の何倍も輝いて見える。
どデカイスポットライトで照らされているかと思うほど。
ラオスの人たちはあまり英語が得意ではないみたい。
20代くらいの若い子たちはぽつぽつと喋れるみたいだけど、年配の方になるとほぼいない。
目の前をジュース売りのおばさんが通ったので、ひとつ買おうと思ったが言葉通じない。簡単な数字でさえも。
困ったな・・・とその時、隣で涼んでいたカップルの男の子の方が「大丈夫?」と助け船を出してくれた。
彼はおばさんの通訳をしてくれた後も「もしかして日本人?旅行で来たの?」と私に興味を示し始めた。
彼からラオスについて、ラオス人について色々教えてもらった。
ざっと20分近く話しこんだかな。
彼が一番悩んでいる事は隣にいる彼女が自分を愛しているかどうかだった。
「なぁ、どう思う?愛してくれてると思うか?」
「きっと、大丈夫だよ!」と笑顔で応えてしまった自分。
最後は連絡先を交換して、「君も結婚相手が見つかったら教えてくれよ!一緒にお祝いしよう!」と別れた。
私のほうが大丈夫じゃないよな、きっと・・・(笑)
彼は大学に通いながら、この近くのホテルで働いているそう。
実家はルアンパパーンから更に車で2時間かかるところに住んでおり、
決して裕福ではないから将来はもっと給料のいい仕事について、実家で家族の面倒を見ながら暮らしたいと言っていた。
こんな時にふと自分と比べたりする。
今抱えている悩みなんてちっぽけなことかもしれないな、と。
けれど自分だってそれなりに悩んでいるんだからええんやで。
と自分を正当化をしてみたりもする。(笑)
少し雲が多くて残念だけどビエンチャンの夕陽を撮影しました。
またいつか「何もしない旅」に来ようと思う。