【バンコク】夜行列車でノンカイ、そしてビエンチャンへ。
バンコクに到着してノンカイ行きの夜行列車に乗るため、
ファランポーン駅へ向かいました。
※ちなみにこの【ファラン】とはタイ語で「外国人」を指します。
事前にチケットを取りたかったので、タイ在住の友達にたのんでみたのですが、
どうやら現在は出発時間から24時間以内の購入のみ可能で、かつ本人のパスポートが必要との事でした。おそらくテロ対策ではないかという事です。(2016年7月現在)
よって自身で当日のチケット購入だった為、とれるかどうか不安だったんですが平日だったこともあり無事にゲット。
事前にあちこちのサイトでお勧めされていたエアコン付き車両(2等車)の2段ベットの下段です。
出発前に駅隣にある食堂で夕食を食べます。
なんとこのファランポーン駅ではシャワーが浴びられます。(30バーツ位)
私もその場で発見したのですが結構きれいなシャワー個室で、
1日の汗をサッパリ流してから車両に乗り込みました。
まるでハリーポッターが出てきそうな駅構内。
電車が動きだしてから1時間ほどでベッドメイキングが始まります。
荷物などは盗まれないために棚に繋ぐワイヤーなどがあるといいと思います。
準備をしてくれるおじさんや、隣の乗客の夫婦と軽く雑談をして、
まるで修学旅行のようなワクワクの中、眠りにつきました。
ちなみに列車のトイレは懐かしきボットン便所。そのまま垂れ流しです。
朝の6時頃に目が覚めたので、窓から見える景色を撮ってみました。
ノンカイに到着したのは、7時ごろ。
駅の待合所にも人はまばら。
さて・・・ネットの情報によるとここからバス乗り場にいかねば・・・
この先の流れとしては、
①バスターミナルから国際バスに乗り込む
②一旦イミグレで下されて出国、また乗り込み移動
③再度ラオス国境でバスを降りて入国し、またバスに乗り込んだあとそのままラオスの首都、ビエンチャンの中心街まで運んでもらう。の予定。
しかし駅周辺にはそんな場所はなく、トゥクトゥクのおじさんたちが客引きをしているだけ。
どうやらビエンチャンまで向かう国際バスの乗り場はここからトゥクトゥクで数十分の場所にあるダウンタウンから出ている様子。
おじさんに国際バスの乗り場までよろしくと伝えると、ニュージーランドから来た年配夫婦と同じトゥクトゥクに詰め込まれ出発。
その中でニュージーランド夫妻と少し話しをしたんだけど、
どうやら二人は5か月にわたってアジアを旅しているとの事。
アジアは料理がおいしくて大好きだよ~って言っていた。
まだ日本には来た事がない様だけど。
そんなこんなで数十分走って「さあ着いたよ」と降ろされたところ。
国境。
え。バス乗り場じゃないんか?と少し戸惑っているとニュージーランド夫妻が、
「さあ一緒に越えよう!国境を!」と勇ましく進んでいく。
あれよあれよでイミグレを通過してタイを出国。
初めての陸路での国境越えが、想定外の方法で達成されたのでした。
イミグレを通過すると、その場でラオス側の国境まで連れていってくれるバンを待つ。(チケットは20バーツほどだったと思う)
「いつごろ来るんですかね、バン」と夫妻に尋ねると、
「わからないなぁ~。なんてたって、ここはアジアだからな!」
・・・ニュージーランド夫妻よ、ぜひ日本に来て下され。
バイオハザードに出てきそうなボロボロのバンに乗ってラオスの国境へ。
入国前からいきなりタクシーのおじさんから猛烈アタック。
「300バーツでいいよ」
いやいやいや、高いでしょ。
話しを聞くとイミグレから私のホテルまでは30分くらいかかるから300は必要!
・・・と言われたけどやっぱり高い気がする。
せめて200でしょ、となんとか値引きしてもらったものの全然違う場所で降ろされてしまった・・・。
それでもなんとかホテルまで辿りつきました。
生まれて初めてのラオス。どんな街なのかワクワクします。