【旅の本】いつも旅のなか
角田光代さんの「いつも旅のなか」
旅エッセイを探していたら偶然発見。
これが私が初めて読んだ彼女の作品。
いつも旅のなか【電子書籍】[ 角田 光代 ]
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24カ国の短編エッセイで構成されたこの本。
パラパラっとめくって1番最初に読んだ「Rさんのこと<ベトナム>」は妙に心が締め付けられるものでした。
彼女の性格と同じ飾らない文章は、哀愁が漂い、少し物悲しいけれど、
最後の最後に「ふぅ」とため息をつかせて元気にさせてくれる。
仕事と家の往復の電車の中で読みふけった大好きな一冊です。