人見知りは旅をする

30代男の旅ブログです。

【ノンカイ】人見知りは旅をする

タイとラオスの国境の町、ノンカイに到着して少し町を散策する。

目当てはシャワーも浴びられるマッサージ屋さん。

 

夕方にはバンコクに向けて夜行列車に乗るため、

できればこのベタベタした汗を流しておきたかった。

 

地図や事前情報なんかなしに来たものだから、どこに何があるかも分からない。

人に聞いちゃった方が早いなと思い、ある金物屋さんに入って女主人に

ノンカイ駅までどれくらいの時間とお金がかかるか尋ねたあと、

「この辺にマッサージ屋さんないですか?シャワー浴びたくて」と尋ねると、

「この近くにあるけど300バーツはするわよ。シャワーならうちのを使いなさい」

 と有難いお言葉。

娘さんに案内されて遠慮なくお借りしました。

 

その後、その女主人はトゥクトゥクを止めてくれて価格交渉までしてくれた。

 

予想外のところで人の好意に触れ、あたたかい気持ちになりました。

(まぁ、実はノンカイ駅にもシャワーがあった事をのちに知るんですが) 

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 ノンカイ駅から見る夕陽もめちゃくちゃ眩しくて、とても美しい。

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 私はぶっちゃけ気も小さく、人見知りであって、周囲の目も気にしすぎる。

そんなものから自分を解放してくれるのも一人旅だと思っている。

 

ネットでたくさんの情報を仕入れ、

準備万端で旅に出たとしても絶対にハプニングは起きるもの。

 

そんな中をガシガシ行けちゃうキャラクターになっちゃうのが一人旅の面白いところ。

そして人見知りの私が3日もすれば町に馴染んで、現地の友達までできていたりする。

 

思ってもみない出会いや、小さな夢に繋がる事が分かってしまったので、

私はまた旅に出たいと思うんだろう。

 

まぁ、そもそもまったく海外に興味の無かった自分の初海外一人旅は、

実はハプニングから始まったものなんだけれど。

ハプニングから始まった一人旅

 私の初めての一人旅は、あるハプニングがきっかけでした。

23歳の時、友人と二人でタイを旅行したのが初の海外旅行。

8年の歳月が流れ、久しぶりにまたタイに行ってみたいと思いました。

 

今回は関西に住んでいる友人と出発前日に成田空港の近くのホテルで合流し、

一緒の飛行機で出かけようといった流れでした。

 

仕事が忙しい友達に代わり、チケットの予約や旅行計画を立て、

さあ!久しぶりの海外旅行だ!と意気込んでいたんですが・・・・

 

前夜、私と友人はホテルで合流をし早々と就寝(友人のいびきのでかい事)。

 

翌日の朝「じゃあ行こうか。パスポート持った?」と尋ねると、

「え・・・パスポー・・・・ト」

 
狭いホテルの部屋に立ち込める沈黙。

「うそ・・・やろ?」

「マジ・・・」

まさかの展開。パスポート忘れてきました事件。

探しても探しても見つからない。当たり前だけど。


さほど時間もないので、二人とも沈黙を続けながら空港に向かったのですが、
空港で友達は自分に散々詫びた後、ひとこと

「・・・せっかくやから一人で行ってきてな」。

おいおい。

 

旅行計画はバッチリだけど、これだけは予想外だぞ!!

 

今回はフリーツアーで航空券とホテルをセットでとっていたので、

旅行会社に状況を説明して何とかならないかと頼み込んでみたけどダメ。

当たり前だけど・・・

 

チェックインカウンターのお姉さんは、

「・・・どうします?一人で行かれます?」と憐れんだ様に自分を見つめる。

でも次の瞬間「はい、行きます」と答えた私は少しだけわくわくしていた。

こんなハプニングがなければ一人で海外に行く機会なんてないよなと。

結果、なぜか友人に見送られて成田空港を飛び立つという事になりました。

 

でも「一人じゃないから大丈夫」だと、全力で友人を頼りにしていた私。

英語なんてしゃべれないし、

8年前も友達にまかせっきりだったから右も左も分からない。

そんな中で始まった1週間の一人旅の始まりです。


幸い現地に到着すると空港からホテルまでは送迎があったんですが、

「アレ?フタリジャナイノ?」とガイドに突っ込まれ状況を説明すると、

そのガイドも他の日本人の観光客もさすがに苦笑。

笑い声が溢れるバンの中で、まだ不安を抱えた私だけ真っ黒なオーラに包まれていたのでした。

 

※その当時のホテルからの眺め。周囲の雰囲気が私を更に不安にさせた。

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ライオンの親に崖の上から突き落とされた様な、一人旅の始まり。

でも3日目あたりからドンドン楽しくなり、最終日には日本に帰る事が嫌になるほど旅にハマってしまった自分がいるって事は、結果的に友人に感謝するべきなんでしょうね。

 

今では全く喋れなかった英語も上達し、年に2回1週間ほど旅をして現地の人たちと交流をするといった、かつては想像もしなかった現実。

 

このハプニングは私の生活を大きく変えた、

人生で最も大きな分岐点でした。

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※ボートの上で。人物は私ではありません。

【バンコク】ルンピニー公園のオオトカゲ

去年まで利用していた セントリックプレイスホテル は値上がりしてしまった為、

今回は別のホテルを利用する事にしました。

 

ピナクル・ルンピニー・パークホテル  

このホテル、私の想像をはるかに超えて素晴らしかった。

ルンピニー駅から徒歩3分。

ロビーも広かったし、とにかく朝食のバリエーションが充実していた。

宿泊費を抑えたい人にはオススメのホテルです。

 

そして近くにはルンピニー公園という大きな公園があります。

その池からザバーンと上がってきたのはオオトカゲ。

マジですか。興奮して近寄ったらアセアセと逃げていった。

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そして亀だっています。

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タイの公園にはなんとスポーツジムのマシンが遊具としてあります。

わざわざ高いお金払ってジムに行かなくてもいいなんて羨ましい。

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その後、タイ人の友達に連れられて「エラワンミュージアム」に行きました。

 

BTSスクンビット線の最終駅ベーリングで下車。

そこからローカルバスで10分ほどのところにあります。

ここには3つの頭をもつ巨大な像の象があります。

あまりにデカすぎて全体像が捕えきれない。

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3階層になっている内部にも入る事ができます。

最上階に上がるエレベーターは三菱重工さんのものでした。さすが日本。

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そこから乗合いバンをつかまえて更に約40分ほど走ります。

たどりついたのは「バンプー」という海沿いの場所。

もともとタイ国民のために保養地として造られた場所とのこと。

少し雲が多いけど、タイの空は日本よりも青さが濃く大好きです。

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レストランで海の幸を頂きます。

辛いもの続きでお腹の調子が悪かった・・・。けど美味かった・・・。

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この日もあちこちから人が来ていました。

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寺院めぐりやタイマッサージ、ショッピングなども楽しいですが

少し郊外に足を伸ばして自然を堪能するのもおすすめですよ!

旅先での失敗談

有名なことわざで「旅の恥はかき捨て」なんて言葉がありますが、

誰もがやらかしちゃいますよね、きっと。

 

綿密に計画を立てていても、予想外のハプニングは起きるもの。

 

ちなみに私でいうと、

 

バンコクでお目当ての寺院を探して彷徨っていたら、いつの間にかどこかの大学の構内に迷い込んでいたりとか。

 

カンボジアに行った時には、後から合流したタイ人の友達とケンカになってしまい、結果、数時間しか一緒にいなかったりとか。 

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台湾に行った時にはサイクリングコースを外れて軍隊の基地に乗り込みそうになっちゃったりとか。

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チェンマイから飛行機でベトナムへ向かう時、なぜかイミグレーションを通らずに飛行機に乗れちゃってしまい、

乗務員さんが慌てて駆け寄ってきて「今からイミグレ通ってきて!早く!飛行機でちゃうから」って飛行機を下されて、チェンマイ空港の端から端まで全速力でダッシュさせられたりとか。(そもそも飛行機に乗れちゃったのが凄い)

飛行機に戻ってきた時の気まずさといったらもう・・・。飛行機数分遅らせてるし・・。

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今になってみれば笑っちゃえる事ばかりですが、

気の小さい私にしてみれば、その時その時はテンパりまくりだった。

 

旅行好きの友達なんかに旅の感想を聞く事はあっても、

失敗談を聞く事はあまりないなぁ。今度聞いてみよう。

 

この写真はチェンマイ空港をダッシュした時の飛行機から見たベトナムの夜景です。

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【ラオス】ビエンチャンで知り合った男の子

滞在先のホテルから歩いて5分のところに薬草サウナがありました。

【ハーバルスチームサウナ】

ガイドブックやネットでも情報は出回っているサウナですが、もともとはローカルサウナです。

目印は路地入口にあるインド料理屋さん。

道を挟んだ向かい側にもインド料理屋さんがありました。

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昼の14時過ぎに行ったんですが、男性客が2~3人だけ。

普段あまりサウナに興味がない私も旅先では別の話。

ハーブの香りが充満した激熱のサウナを3時間ほど堪能しました。

タオルは持参しないと購入する事になりますので気をつけてくださいね。

料金は20,000kip(ベトナム同様、なんでこんなに0が多いんだ・・・)

 

夕方にはまたメコン川沿いの土手で地元民達と肩を並べて夕涼み。

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雨季のこの時期は期待していた夕陽も雲の隙間から覗くだけ。

それでも日本で見る夕陽の何倍も輝いて見える。

どデカイスポットライトで照らされているかと思うほど。

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ラオスの人たちはあまり英語が得意ではないみたい。

20代くらいの若い子たちはぽつぽつと喋れるみたいだけど、年配の方になるとほぼいない。
目の前をジュース売りのおばさんが通ったので、ひとつ買おうと思ったが言葉通じない。簡単な数字でさえも。

 

困ったな・・・とその時、隣で涼んでいたカップルの男の子の方が「大丈夫?」と助け船を出してくれた。
彼はおばさんの通訳をしてくれた後も「もしかして日本人?旅行で来たの?」と私に興味を示し始めた。

彼からラオスについて、ラオス人について色々教えてもらった。
ざっと20分近く話しこんだかな。

 

彼が一番悩んでいる事は隣にいる彼女が自分を愛しているかどうかだった。

「なぁ、どう思う?愛してくれてると思うか?」

「きっと、大丈夫だよ!」と笑顔で応えてしまった自分。 

最後は連絡先を交換して、「君も結婚相手が見つかったら教えてくれよ!一緒にお祝いしよう!」と別れた。

私のほうが大丈夫じゃないよな、きっと・・・(笑)

 

彼は大学に通いながら、この近くのホテルで働いているそう。

実家はルアンパパーンから更に車で2時間かかるところに住んでおり、

決して裕福ではないから将来はもっと給料のいい仕事について、実家で家族の面倒を見ながら暮らしたいと言っていた。

 

こんな時にふと自分と比べたりする。

今抱えている悩みなんてちっぽけなことかもしれないな、と。

 

けれど自分だってそれなりに悩んでいるんだからええんやで。

と自分を正当化をしてみたりもする。(笑)

 

少し雲が多くて残念だけどビエンチャンの夕陽を撮影しました。

またいつか「何もしない旅」に来ようと思う。

 

【ラオス】メコン川を眺めながら夕涼み

 今回は アヴィラパスークホテル  を選びました。

 

金額もリーズナブルでありながらロケーションが文句なし。

メコン川へも徒歩5分、ローカルサウナへも5分、

主要な観光スポットへも徒歩で行ける距離。

銀行やカフェ、コンビニなども近くにあるので何不自由ありませんでした。

ちなみに近くの銀行で両替をしようとすると「ユニオン銀行へ行って」と言われました。

扱っている銀行が少ないのかな。

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今回の旅行のテーマは「とにかくダラダラする」です。

特に観光地巡りが好きというわけでもないので、

この町の日常をボーっと眺められたらと考えていました。

 

なので滞在先近辺をウロウロしたり、サウナでぼーっとしたり。

気が向けば徒歩で行ける観光地を見学したり。

 

その一つがこの【アヌーサーワリー・パトゥーサイ】という凱旋門。

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過去のラオス内戦の終結を記念して建てられた記念碑。

パリのエトワール凱旋門に見立てて作られたとの事で、

遠くから見るとそれっぽいけど、近づいてみると細かい装飾はやはり仏教をモチーフにしたもの。

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不思議な感じだけど、とても美しいと感じました。

この凱旋門は内部の階段を上ることができるみたいですが、今回は上りませんでした。

 

夕方になるとメコン川沿いには地元の人たちが夕涼みに来ます。

手前の道路は歩行者天国になり、ジョギングをする人たちで溢れ、

そして広場では大音量の中、エアロビクスをする人たちで溢れます。

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ラオスの人たちは健康意識の高い人が多いんですかね。

 

さらに近くでは毎晩ナイトマーケットが開かれます。

洋服から雑貨、土産もの。食べ物屋台の数は少なかったな。

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夜9時を回ると徐々に人は減り始め、11時頃にはほとんどの人達が帰路につくといった感じです。

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ナイトバーなどを除いて、あまり遅くまで営業しているお店もなく、町全体が規則正しい生活をしているみたい。

 

自分の少年時代を思わせるような、懐かしく素朴な町ですごく居心地が良い。騒がしい東京で暮らす自分にとっては、特に。(笑)

どうかこのままの町であってほしいなと思いながら私も帰路につきました。

【バンコク】夜行列車でノンカイ、そしてビエンチャンへ。

バンコクに到着してノンカイ行きの夜行列車に乗るため、

ファランポーン駅へ向かいました。

※ちなみにこの【ファラン】とはタイ語で「外国人」を指します。

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事前にチケットを取りたかったので、タイ在住の友達にたのんでみたのですが、

どうやら現在は出発時間から24時間以内の購入のみ可能で、かつ本人のパスポートが必要との事でした。おそらくテロ対策ではないかという事です。(2016年7月現在)

 よって自身で当日のチケット購入だった為、とれるかどうか不安だったんですが平日だったこともあり無事にゲット。

事前にあちこちのサイトでお勧めされていたエアコン付き車両(2等車)の2段ベットの下段です。

 

出発前に駅隣にある食堂で夕食を食べます。

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なんとこのファランポーン駅ではシャワーが浴びられます。(30バーツ位)

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私もその場で発見したのですが結構きれいなシャワー個室で、

1日の汗をサッパリ流してから車両に乗り込みました。

 

まるでハリーポッターが出てきそうな駅構内。

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電車が動きだしてから1時間ほどでベッドメイキングが始まります。

荷物などは盗まれないために棚に繋ぐワイヤーなどがあるといいと思います。

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準備をしてくれるおじさんや、隣の乗客の夫婦と軽く雑談をして、

まるで修学旅行のようなワクワクの中、眠りにつきました。

 

ちなみに列車のトイレは懐かしきボットン便所。そのまま垂れ流しです。

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朝の6時頃に目が覚めたので、窓から見える景色を撮ってみました。

 

ノンカイに到着したのは、7時ごろ。

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駅の待合所にも人はまばら。

さて・・・ネットの情報によるとここからバス乗り場にいかねば・・・

この先の流れとしては、

①バスターミナルから国際バスに乗り込む

②一旦イミグレで下されて出国、また乗り込み移動

③再度ラオス国境でバスを降りて入国し、またバスに乗り込んだあとそのままラオスの首都、ビエンチャンの中心街まで運んでもらう。の予定。

 

しかし駅周辺にはそんな場所はなく、トゥクトゥクのおじさんたちが客引きをしているだけ。

どうやらビエンチャンまで向かう国際バスの乗り場はここからトゥクトゥクで数十分の場所にあるダウンタウンから出ている様子。
おじさんに国際バスの乗り場までよろしくと伝えると、ニュージーランドから来た年配夫婦と同じトゥクトゥクに詰め込まれ出発。

その中でニュージーランド夫妻と少し話しをしたんだけど、
どうやら二人は5か月にわたってアジアを旅しているとの事。

アジアは料理がおいしくて大好きだよ~って言っていた。
まだ日本には来た事がない様だけど。

 

そんなこんなで数十分走って「さあ着いたよ」と降ろされたところ。

国境。

 

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え。バス乗り場じゃないんか?と少し戸惑っているとニュージーランド夫妻が、

「さあ一緒に越えよう!国境を!」と勇ましく進んでいく。
あれよあれよでイミグレを通過してタイを出国。

初めての陸路での国境越えが、想定外の方法で達成されたのでした。

 

イミグレを通過すると、その場でラオス側の国境まで連れていってくれるバンを待つ。(チケットは20バーツほどだったと思う)

 

「いつごろ来るんですかね、バン」と夫妻に尋ねると、

「わからないなぁ~。なんてたって、ここはアジアだからな!」

 

・・・ニュージーランド夫妻よ、ぜひ日本に来て下され。

 

バイオハザードに出てきそうなボロボロのバンに乗ってラオスの国境へ。

入国前からいきなりタクシーのおじさんから猛烈アタック。

 

「300バーツでいいよ」

いやいやいや、高いでしょ。

 

話しを聞くとイミグレから私のホテルまでは30分くらいかかるから300は必要!

・・・と言われたけどやっぱり高い気がする。

 

せめて200でしょ、となんとか値引きしてもらったものの全然違う場所で降ろされてしまった・・・。

 

それでもなんとかホテルまで辿りつきました。

 

生まれて初めてのラオス。どんな街なのかワクワクします。